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9月
「風のシルエット」
歌・ボビー・コールドウェル

近所の公園を歩いていると時折、素人の人が絵を描いています。遠くから何気なく見てしまう。絵というよりも、描いている人を見たくなってしまうのです。電信柱の横で、夜空に浮かぶ月を眺めている老婆に出会ったこともありま す。見たくなってしまう。その「見たく」がいいと思うのです。
音楽に置き換えれば、「聴きたく」なるということでしょうか。改めて、この感覚、ぼんやりとした衝動はなんだろう?と考えます。好奇心という言葉とも少し違うような気がする。
うまく言えませんが、見終えたあと、聴き終えたあとの自分に出会いたいからなのだと思うのです。風景や音、思い出が自分という身体を通り過ぎてゆく。そうやって『人間のシルエット』=『人格』というものが出来てゆくのだと感じます。
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